北大東島

北大東島の概要

北大東島は沖縄本島から約400km東にあり、別名を「ウフアガリジマ」と呼ばれている。

人口525人(平成21年9月末現在)、面積11.94k㎡、周囲13.52kmです。
また、北大東島と行政区が同じで無人島の沖大東島は面積1.15k㎡、周囲4.5kmです。
サンゴ礁が隆起してできた隆起環礁の島なので、外周部が高く、中央が低くなっていて、大小の淡水の池があります。

沖縄で一番早く太陽が昇る島で、気候は亜熱帯海洋性気候に属して、1年を通して比較的暖かく、降水量は少ないですが、その位置から台風が通過することが多いです。

島の周りはとても深く、沖合2kmくらいからは水深1500m~2000mにもなっています。
そして、隆起珊瑚の島のため、周りは断崖になっていて砂浜ありません。
そのため、海水浴は砂浜があるビーチではなく、人工的に岩を掘って作られた潮だまりを海水浴として利用しています。

北大東島へのアクセス

島へのアクセスは、空路は那覇~北大東島間の直行便が週に3、4往復で所要時間1時間10分です。
またそれ以外の日は南大東島を経由するため、那覇~南大東島~北大東島、所要時間1時間15分となっています。

海路は、だいとう(貨物船)が週1便出ており、所要時間が15時間です。他の客船とは違って、人や荷物もゴンドラに入り、クレーンで吊されて船の乗り降りをすることです。なぜなら、船体損傷を避けるために沖合渓流にしているそうです。

珍しい動植物の宝庫

北大東島は島が隔絶されていることから、珍しい動植物がたくさんいます。大陸からはるか遠くにある島なので、開拓されずに手つかずのままの地域があるからです。
しかし、他では見ることができない固有種がたくさんいますが、環境相のレッドリストに登録されているものもいます。

島の外周部では長幕(ナガハグ)と呼ばれる森林が防風林を形成しています。これらは「長幕崖壁および崖錐の特殊植物群落」として国の天然記念物に指定されています。

長幕以外の場所分布しているナガバアサガオ(絶滅危惧IA類)がありますが、これは似た環境の南大東島には分布せず、北大東島の固有種となっています。

ダイトウヒメハルゼミは環境省のレッドリストの絶滅危惧種Ⅱ類に、沖縄レッドデータブックでは絶滅危惧Ⅰ類に記載されています。
南大東島と共に同じ状況ではありますが、とりわけ北大東島産は風前の灯だとされています。農薬散布によって生息地が局限され、また開発行為がかなり行われた事に起因するといわれています。